テスト

華やかな舞台の裏は割と〃ひっそ〃な造りになっているのが一般的ですが..しかし世の中には舞台よりも10倍~20倍豪華な造りになっている控室がありました。
それが日本の国会議事堂でした。国会中継などで一般人がよく目にする本会議場が言わばメイン会場つまり華やかな舞台となります。

その舞台とは比べ物にならないほど豪華な休憩室が国会議事堂内にありました。そのひと部屋だけで なんと国会議事堂の建築費のおよそ1割(うん百億円)が使われているそうです。
つまりその一部屋で豪邸数件分の値段と言う事になります。一体どこの国の王様がそんな部屋をお使いになるのかと思いきや なんとあの日本の象徴でもある〃天皇陛下様〃でした。

もちろん天皇陛下がお使いになるのであれば誰も文句は言えません。さて国会議事堂の中央広場から中央階段を上がった先にその豪華休憩室はありました。
〃御休息所〃と言われるその部屋の手前には〃ずっしり〃重い扉がありました。

大人数人でその重い扉〃ゆっくり〃と押しながら開けると中からは〃ぱっ〃と華やかな休憩所が現れました。 
それはまれで華やかなステージの幕が開いた時のようでした。そしてその大きな部屋の真ん中に〃ポツリ〃と寂しく置かれた机と椅子が天皇陛下が休憩される席となります。

そこには当時(約80年前)の日本の伝統工芸の粋(すい)と最高品質の素材のみを使用して造られた休憩室がありました。

御休所 大理石ホトトギスを使用した門
国会議事堂 御休所

ーーーーーこのあと休憩室内豪華な装飾品について説明します。つづきをどうぞ