テスト

さあ階段と通路を抜け一向は国会議事堂のメイン会場へとやって来ました。そして目の前の扉を開くと〃パッ〃明るい光と共に広大な空間が現れました。
その2階と3階が吹き抜けになった ひな壇状の大きな会場は そうですテレビ国会中継でもお馴染みのあの国会本会議場でした。

ひな壇と座席が扇状(おうぎじょう)になったその造りはその昔マイクがまだなかった時代 声がよく響くようにと造られた結果だそうです。

会議場の〃真正面〃ステージに相当する所には議長席大臣席などの偉い人が座る席が並べられていました。
そのステージの手前には演壇と言われる場所がありました。そこは議員が目の前のマイクに向かって思う存分発言する場所でした。

そしてステージの上の2階部分には豪華なバルコニー型の席がありました。
会議場全体の座席が〃ぎっしり〃と詰め込まれているのに対して そこだけは〃ゆったり〃とした広いスペースに豪華な椅子が2つだけ置かれていました。

そんな豪華な席に座れるのはあの人を除いてほかいません。もちろん内閣総理大臣…ではありません。いくら総理大臣偉いと言ってもその人より偉くはありません。

そうです総理大臣を遥かに(しの)ぐ偉い人物と言ったら日本の象徴でもある天皇陛下様皇后様(こうごう=陛下の妻)でした。
その豪華な御座席(陛下の席)の所には見事な鳳凰(ほうおう)の彫刻まで彫られてました。

会議場の2階席には なんと御座席(陛下の席)以外にも全く同じ造りのバルコニー席がありました。もちろんその席には陛下と同等の位の人物が座る事になります。
そんな人物が一体日本に存在するのか?と思いきやそこは日本人ではなく外国からの王様貴族の方が座る席でした。

赤いカーテンがかけられた席が陛下の席です。
天皇陛下の国会での様子
天皇陛下の国会での様子

————ーーこのあと議員席と報道陣や記者の席と一般人の席についてです。つづきをどうぞ