テスト

<南部>

ーーートルキスタン市(テュルキスタン)南部
ウズベキスタンのサマルカンドブルーと同じ色で建てられたモスク 14世紀 ティモールの命で建てられた

ここでは昔 ヤサウィー(11世紀に登場する中央アジア出身の詩人)の信仰がやまなかった

ヤサウィーは詩人兼 イスラムの聖人でもあった

(コジャ アフメド ヤサウィー廟)

 ヤサウィー廟は世界中から巡礼者が訪れる

1390年 ティムールの命で建てられた霊廟 約20年前からトルコ政府の多額な支援を受け修復工事が行われている

(※ティムール王朝はモンゴル帝国の後 この地方を統治したティムル系の帝国)

高さは44メートル ドームの直径は22メートル 中へ入るとティムールから送られたという2メートルの大鍋が掛けられている

14世紀 ヤサウィは 帝国の覇者ティムールからも尊敬される存在であった

ヤサウィーは12世紀カザフスタンの南部で生まれ 遊牧民にイスラムの教えを広げた

難解なアラビア語ではなく遊牧民が普段使っているトゥルク語で教えた

また ヤサウィーはカリスマ性のある人物であった 

霊廟には親族に不幸があった人など悩みを抱えている人などが多く祈りに訪れる

ホージャ・アフマド・ヤサヴィー廟
ヤサウィー廟 (1)
ヤサウィー廟 (2)
ヤサウィー廟 (3)
ヤサウィー廟2
ヤサウィー廟3

内部は撮影禁止

ヤサウィー廟内部の様子
ヤサウィーが眠るの棺

昔霊廟の近くには深さ4メートルの穴があった そこはヤサウィーの修行場であったとされている

神秘主義的イスラム教と言われている

神秘主義的イスラム 地下での修行の様子

(オリエント風呂博物館)
15世紀末から1975年まで実際に使われていた風呂

(オトゥラル  またはオトラル 遺跡)

10~13世紀にもっとも繁栄する

1218年 オルトゥラル事件が勃発する 翌年 1219年 町はモンゴル軍に跡形もなく破壊される

建物だけでなく生き物がすべて虐殺された

18世紀初頭 町は復活するが 再び廃墟となる 現在発掘調査が行われている

オトラル 遺跡

(アルスタン バブ廟)
11世紀に建てられた霊廟

アルスタン バブ廟

ーーーアクスジャバグリ自然保護区(南部)
(天山山脈)
中国 キルギス カザフスタンと3か国を横断する山脈

天山山脈の湖 深さは500メートル ユキヒョウも現れる

天山山脈の山並み
天山山脈の湖
天山山脈の湖2

天山山脈の西天山は世界遺産にも登録されている

西天山
ユキヒョウ

ーーーーシムケント(南部 ウズベキスタン タシケント近く)
郊外にヤサウィー廟などの見所があるが 市内にはこれと言った見どころはない


<目次>
1基本情報
2宗教と歴史
3新首都アスタナ
4アルトマイ(商業と文化の中心)
~ミニグランドキャニオン

5世界遺産タムガリの岩絵
6世界遺産 聖人ヤサウィー廟
7バイコヌール宇宙基地
~セミパラチンスク核実験場

8ウスチュルト台地 ドゥズバイル塩湖
~カシャグン油田 

9サリャルカ自然保護区 サイガ
10カザフスタン料理