テスト

ーーーーアラリスク  アラル海  (南西部 ウズベキスタン国境)

カザフスタンとウズベキスタンの国境をまたいで存在する湖

かつては世界で4番目に大きな湖であったが急速に冷えあがり 今は消滅の危機にある湖

今は昔の4分の1の大きさとなってしまった

水が豊富にあったころのアラル海
1960年代 水を満々に満ちたアラル海
1983年湖の水が少しずつ枯れ始める
2000年代 水が枯れげっぞりとやせ細ったアラル海
上空から見たアラル海2007年の様子
上空から見たアラル海2009年の様子
アラル海の航空写真
アラル海の今
アラル海の惨状

かつての湖底がむき出しとなり 砂漠のような光景が広がっている 白い潮の砂漠のよう

潮の砂漠と化したアラル海
カラカラに冷えあがったアラル海
大草原と化したアラル海

地面には無数の貝殻が転がり 赤茶げた大きくさびた鉄の塊は陸に打ち上げられた大型漁船 

陸に打ち上げられた大型船 (3)
陸に打ち上げられた大型船 (2)
陸に打ち上げられた大型船 (1)
水がなくなり陸に置き去りになった漁船 (3)
水がなくなり陸に置き去りになった漁船 (4)
水がなくなり陸に置き去りになった漁船 (5)
水が枯れ湖底があらわとなったアラル海
水が枯れ大型船がそのまま陸に打ち上げられた様子
水がなくなり陸に置き去りになった漁船 (1)
水がなくなり陸に置き去りになった漁船 (2)

それらの幽霊船の中に入ることもできる

アラル海の幽霊船に乗船 (1)
アラル海の幽霊船に乗船 (2)
アラル海の幽霊船に乗船 (3)

 港で使われていたコンテナやクレーンもそのまま残っている

昔は魚が大量にとれ 100トンの水揚げがあった 鯉やススキ ナマズやチョウザメなど  魚は海外へ輸出されていた

アラル海で行われる漁の様子
アラル海でとれた魚

70年代後半 あっという間に湖の水はひえあがっていった

ある日 水位が数時間で60メートルも下がり 寝て起きた時には船が陸に打ち上げられていたこともあった

湖畔にあった魚の加工工場などの工場が次々と閉鎖されていった

ソ連時代の過剰な綿花の栽培が原因で湖の水は冷えあがってしまったとされている

昔は1000人の漁師と8万人が暮らしていたが水が枯れ 水のある所へ引っ越すが

引っ越した先でもまた水が枯れてしまった 井戸を掘るが年々 水の塩分濃度が高くなる

冷えあがった湖畔で住み続けた人々はラクダを飼いミルクやチーズを作って生活している

かつて一つの大きな湖だったアラル海は今は湖底がむき出しとなり2つに分かれてしまった

ソ連崩壊後 湖は2つの国に隔てられカザフスタンとウズベキスタン両国の意見の違いもあり

有効な対策が取られていない

北側にあるのはカザフスタン側の小アラル 南側はウズベキスタンの大アラル

南の大アラルでは川の水をせき止め魚の養殖をしている

北の小アラルではダムをせき止め水の確保をしている

北側の小アラルでは水量が少し増え長年姿を消していた魚が戻ってきた

さらに堤防を作ったことで水がもっと増えた 魚の種類も11種類にまで増えた

アラル海に作られた堤防
アラル海に作られた堤防2

しかしアラル海全体で見れば小規模 大アラルに関しては10年以内に冷えあがるとされている

村が次々と消滅し砂漠化と塩害被害が深刻 病気にかかる人もいるほどである

乾ききった湖底だったところの大地を歩くとバリバリと地面が割れる音が鳴る 貝殻が割れる音

バリバリと音を立てながら歩く

アフリカのチャド湖も同じような問題を抱えている

ーーアクタウ(南西部 カスピ海ぞい)ーーー

そこからアゼルバイジャンまでパイプラインを伸ばす計画がある

アクタウ


<目次>
1基本情報
2宗教と歴史
3新首都アスタナ
4アルトマイ(商業と文化の中心)
~ミニグランドキャニオン

5世界遺産タムガリの岩絵
6世界遺産 聖人ヤサウィー廟
7バイコヌール宇宙基地
~セミパラチンスク核実験場

8ウスチュルト台地 ドゥズバイル塩湖
~カシャグン油田 

9サリャルカ自然保護区 サイガ
10アラル海
11カザフスタン料理