テスト

大量の湯気に包まれながら背中を猫のように丸めて〃まんじゅう〃を握る職人さんがいました。
木箱の中にぎっしりと詰め込まれた肉まんのような〃まんじゅう〃は今まさに蒸しあがったばかりの紫色芋まんじゅう(1個100円)でした。

さらにそのお店では お芋のドーナツ(1個80円)も好評のようです。
そこは創業昭和13年に老舗(しにせ)稲葉屋本舗でした。しかし川越にはその店よりさらに古い老舗(しにせ)がありました。

一般的に昔から鶴は千年 亀は万年とこの2つの動物は長寿を願う縁起のいい動物とされて来ました。しかし本当のところは鶴は20~30年で亀は30~50年くらいの寿命しかないそうです。
しかし埼玉県の川越には なんと230年以上も続く古~い和菓子屋さんがありました。しかもその店の店名はとっても縁起のいい動物でもある〃亀屋〃でした。

また亀屋は川越最古の和菓子屋さんでもあります。そこにはあの岩をも砕く美味しさと評判の埼玉県の草加せんべいも〃びっくり〃の芋の〃せんべい〃があるそうです。
明治中期に5代目が初雁焼き(はつかりやき)という名前で考案したのが芋せんべい(ひと袋594円)でした。また亀屋の芋洋館〃郷の芋(一箱525円)もおすすめとの事です。

そして〃芋せんべい〃は店ごとに厚みと食感や味付けが違っているそうです。昭和22年創業の隆清堂(りゅうせいどう)では まず専用のかんなでサツマイモを皮ごと薄くスライスします。
そしてラードを塗った鉄板で香ばしく焼くのが特徴です。焼き上がりは北海道の北キツネも〃驚き〃の綺麗な きつね色に焼きあがります。糖蜜は芋の味を立たせるため甘さ控えめです。

さらに川越のパン屋さんでは2種類の芋のあんを練り込んでその上からバターたっぷりの生地で包み込んで焼いたサツマイモのパンが好評のようです。
甘い芋とバターの香りが口の中いっぱいに広がります。

そしてもちろんサツマイモのスイートポテトは欠かせませんが凍らせた芋をミキサーで砕いて作ったサツマイモミルクスムージー(400円)と言うドリンクもありました。

亀屋の芋羊かん郷の芋
北ギツネも〃びっくり〃の綺麗なキツネ色に焼き上がった亀屋の初雁焼き

川越で一番古い和菓子屋さん亀屋!

ーーーこのあと老舗(しにせ)だけでなく新たに参入した店も紹介します。

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