テスト

川越の菓子屋横丁の通りを歩いているとどこからともなく笛と小太鼓や三味線の軽やかで楽しい音が聞こえてきました。
その楽しい音は通りの屋台から流れてました。そしてその屋台には棒に刺された様々な動物の飴が売られてました。その奥ではその飴細工(一個300円)の実演販売をやってました。

溶けた飴は職人の手の中で徐々に動物の形へと変化して行きます。その溶けた飴の温度は60度もあるそうです。
そしてしばらくするとペガサス(羽付きの馬)やトラの形が出来上がりました。

さらに菓子屋横丁の老舗(しにせ)の飴屋さんでは冬の季節に合わせて雪の結晶模様の飴(220円)が売られてました。それと黒真珠のような輝きを放つ黒飴(330円)もありました。
その黒飴に使われる黒糖は焦げやすく煮詰めるのが難しいため職人の腕が分かると言われてます。

さらに横町の通りではたこ焼きを2枚の えびせんで挟みつぶしてからマヨネーズをかけて食べる たこせん(100円)がありました。
そこで使われているたこ焼きは中が〃もんじゃ焼き〃のように柔らかくなっているため最後まで薄く潰れるようになってました。

せんべいの〃パリパリ〃と もんじゃ風たこ焼きの〃べっちょり〃の2つの違った食感が同時に味わえる美味しい おやつでした.

そして ちょうどそのとき横町の通りで大行列に出くわしました。その行列の遥か向こうから醤油が焼ける香ばしい匂いがして来ました。 

そこで売られていたのは中市本店(1867年創業の乾物屋さん)の焼きおにぎりでした。路上で焼かれる焼きおにぎりにはカツオ昆布だしの利いた醤油をたっぷり塗ります。
そして焼きあがった おにぎりは紙の包みの中へ入れられ さらに〃これでもか〃と言わんばかりにギッシリとカツオ節を包みの中に詰め込みます。

その〃ねこまんま焼きおにぎり(220円)〃は正午のみの限定販売との事でした。

そして子供の背丈ほどの長さがある日本一長~いふ菓子(400円)やねぎの一本付け(漬物)なども売られてました。

本物の動物と見間違うほどよく出来た飴細工
まるで鰹節から生まれて来たかのような〃ねこまんま焼きおにぎり〃
もんじゃ風たこ焼きをせんべいで潰して食べる〃たこせん〃
職人の手の中で様々な動物に変化していく溶けた飴!