テスト

江戸城(東京)からそのまま喜多院(埼玉県)に移されたお屋敷(客殿)の中には家光(3代目将軍)が過ごした生活の様子がうかがえます。

お屋敷の中は和室で光がわずかに届く程度の明るさでした。壁には水墨画で描かれた障子の戸や掛け軸に兜(かぶと)が飾られていました。 
天井に四角く区切らて格子(こうし)の中に四季折々の草花の絵が描かれてました。

まるで日光東照宮(栃木県)に来たかのようなその天井の部屋は なんとあの家光様(3代目 将軍)がお生まれになった部屋だそうです。
その部屋のある〃誕生の間〃には立ち入る事が出来ませんが隣の部屋からその部屋を見る事が出来ます。部屋の中ではちょうど家光が生まれた時の様子を人形を使って表してます。

それは赤ちゃん(家光)の産声(うぶごえ)が聞こえてきそうなくらいリアルな造りになってました。
そして家光(赤ちゃん)は天井に描かれた綺麗な絵を見ながら生まれてきた事も分かりました。

そして部屋の奥には家光の乳母(うば=子育て役の女性)でもある春日局(かすがのつぼね)の化粧部の間までありました。
そこには小さな部屋がいくつもあるのですがそれぞれ天井の高さが違います。それは天井裏に隠し部屋があったからでした。(※通常は非公開との事です。)

梯子(はしご)のような取り外し可能な階段をセットし天井のふたを開けて天井裏へと入ります。中は光が差し込むなかなかくつろげる部屋になってました。
そこで秘密の会合を開いたり またある時は ばれないように人を隠した事もあったそうです。

さらに家光様が使ったお風呂場とお手洗いまでありました。畳が敷かれた小さなトイレに4人の警護と一緒に入り家光は用を足したそうです。
そしてトイレの下には家光の健康を管理する大便の受け取り役がいたそうです。

あの徳川家光(3代目将軍)がお生まれになった誕生の間
あの徳川家光(3代目将軍)が用を足したトイレ
日光東照宮に来たかのようなきらびやかな天井(客殿 天井の間)

ーーーーーこのあと菓子屋横丁で子供のころに食べた懐かしいお菓子の味と出会います。

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