テスト

ある一台のテレビカメラが遠くに見えるヨーロッパ風の大きなお城を映していました。そこに現れたのは両手に一枚の大きな布を持ったマジシャンでした。
するとそのマジシャンはテレビカメラを遮(さえぎ)るようにして布を大きく広げました。次の瞬間 布をすぼめると なんとそこにあるはずのお城が跡形もなく消えて無くなってました。

そのマジシャンの話ではお城はしばし遠くの世界へと瞬間移動したとの事でした。しかしマジシャンがもう一度布を大きく広げて すぼめると今度はお城は元の位置に戻って来ました。
何とも〃びっくり〃の荒技でしたが それはあくまでも手品の世界の話です。しかしそんな手品のような世界が なんと埼玉県の川越にもありました。

しかもそれが起こったのは今から約380年も前の事でした。早速その手品のような世界を体感しようと川越の古くて大きなお寺へとやって来ました。
すると狭い路地の向こうに大きなお寺の門が見えてきました。その門をくぐると向こうのほうに白い砂利が敷き詰められた庭が見えて来ました。

そしてその白い砂利のところまで来たところでやっとお坊さんを見つけました。そのお坊さんにそのお寺の名前を尋ねてみたら なんとそこは川越の原点でもある〃喜多院〃でした。
喜多院は川越が小江戸と呼ばれるルーツでもあり また川越を代表するお寺でもあります。

また喜多院には参拝客を楽しませてくれる多くのお地蔵さんもあります。
普通お地蔵さんと言ったら無表情なのが一般的ですが喜多院には表情豊かな僧侶をモデルにした石像が なんと538体も鎮座していました。

川越が小江戸と言われる原点ともなったお寺
川越 喜多院の表情豊かな石像 (1)
川越 喜多院の表情豊かな石像 (2)

ーーーーこのあと瞬間移動ではありませんがある場所から移された立派なお屋敷を紹介します。

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