テスト

埼玉県のある町にやって来ました。そこには民家に囲まれた狭い路地に幾つもの電柱と道路標識が立ってました。いたってどこにでもありそうな日本の下町の風景でした。
しかしそのあと300年前の江戸時代に戻ったかのような風景に出くわすのでした。

清潔感溢れる白い壁で出来た近代的な住宅地を過ぎて見えてきたは黒くて重い瓦屋根を乗せた江戸時代風の大きな蔵でした。
しかもその黒くて大きな蔵は通りの奥まで続いていました。そうですそこは小江戸といわれる埼玉県の川越(かわごえ)でした。まさにそこは時代劇で見る城下町の風景でした。

すると今度はその蔵の奥から なんと江戸時代からやって来たお侍さんが眉毛をグイッと上げ血相を変えて表へ飛び出して来ました。
しかも両手には なんと鋭くとがった日本刀を持ってました。

そして次の瞬間 後方から〃バサリッ〃と背中を切られたそのお侍さんは蔵の玄関のところで〃バターン〃と大きな音を立てて倒れてしまいました。 
お侍さんが倒れると同時に大きな突風が〃ぴゅ~~〃と音を立てながら蔵の玄関を横切って行きました。

慌てて近くにいた人が倒れたお侍さんを起こし上げると なんとそのお侍さんは大きな時代劇の看板でした。そしてその大きな看板は先ほどの突風で倒れたのでした。
いくら古い町並みが残っているといっても さすがに江戸時代のお侍さんはもう川越にはいないようでした。それにしても大迫力のチャンバラ劇の演出でした。

川越の蔵の玄関のところで見た時代劇の看板!
川江戸で見た小江戸の風景!

ーーーこのあと川越に古くから残る蔵の街並みについてです。
つづきをどうぞ