テスト

川越まつりの山車(だし)は町の中を順調に進んでました。すると狭い路地の向こうのほうに黒い塊(かたまり)が見えてきました。
そうですそれは川越の観光名所でもある江戸時代の蔵造りの建物でした。

さて川越まつりの主役と言ったらやっぱり山車の一番高い高さ8メートルのところに立つ神様仏様の人形です。全部で二十数台ある山車ですがどれ一人として同じ人形はないそうです。
さらにそれらの人形は百年以上も前に造られた大切な宝物でした。しかしその大事な人形(神様)の生死を分ける大ピンチがその後 訪れるのでした。

しばらくすると祭りの山車は蔵造りの細い路地を通り過ぎて行きました。すると雨でも降りだしたのかようにポタポタと水の滴が落ちて来ました。
しかしそれは雨ではなく なんと山車の一番高いところに立っていた人形(神様)の頭から垂れて来た〃冷や汗〃でした。

そしてその冷や汗を意味する物が なんと人形(神様)の目の前に迫って来ました。それは なんと電柱から垂れ下がった高圧電流が流れる電線でした。
しかし山車を押す押し手の人は全くその事に気づいていませんでした。

次の瞬間〃ビビィビー〃と電気が流れ なんとそこには首に電線を巻き付け真っ黒焦げになった人形(神様)の姿がありました。

山車の上の神様(人形)を襲う高圧電流が流れる電線! (1)
山車の上の神様(人形)を襲う高圧電流が流れる電線! (2)

ーーーーーーこのあと賑やかで楽しいはずの祭りが暗くて悲しい祭りとなってしまいます。

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