テスト

北風が〃ぴゅ~~〃と吹き そして周りの景色が鮮やかな黄や赤に染まる頃 埼玉県の川越にも秋の季節がやって来ました。
そしてその日は何故か大勢の人が川越に集まりそこには人の波が出来てました。ちょうどそのときそこで大掛かりな引っ越し作業が行われていました。

まずは古典楽器の専門店の引っ越しでしょうか軽やかな笛や太鼓の音色が聞こえて来ました。いいえ楽器店ではなく人形店の引っ越しでした。
そのとき人の波でサーフィーを楽しむかのように様々な人形が人の波に乗ってやって来ました。 

さらにもっと〃びっくり〃する物が なんとその人の大波に乗ってやって来ました。どっと押し寄せる人の波に乗ってやって来たのは なんと家そのものでした。

その引っ越しとは なんと家を丸ごと移し替える大掛かりな物でした。すると今度は なんとその一階建ての家からニョキニョキと2階部分がせり上がって来ました。
それは まるでカタツムリが角を生やすときのようでもありました。

そしてそのとき家の2階部分から〃ボーーン〃天を突っ切るように〃あっ〃と驚くような物が飛び出して来ました。なんとそれは神様 仏様の人形でした。
あまりに突然の出来事に僕は驚き腰を抜かしそうになってしまいました。しかしその人形に向かって人々は両手を合わせ拝み始めました。

そうですそれはただの人形ではなく人々から神様と崇(あが)められる川越まつりの大切な人形でした。
そしてそのときやっとその大騒ぎが引っ越しではなく川越まつりだということに気づきました。そして人の波に乗ってやって来たのは家ではなく祭りの山車(だし)でした。

道理でみんな陽気なわけでした。

大掛かりな引っ越しと勘違いした川越まつりの山車(だし)の数々
山車の一番高いところに立つ人が人々から神様仏様とあがめられる人形です。 (2)
山車の一番高いところに立つ人が人々から神様仏様とあがめられる人形です。 (1)

ーーーーーこのあと川越祭りで あわや感電死の最大のピンチが訪れます。

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