テスト

ーーーイスファハーン(エスファハーン)(古都イランの真珠)
イラン高原の都市 近年 アフガンなど中東各国から多くに人が移り住んでいる

エスファハーン (2)
エスファハーン
エスファハーン2

(イスファハーンの歴史)
1597年 サファヴィー王朝 アッパーズ1世がこの地を首都に定めた

それから400年以上栄えた 王の指令の元イスラム建築が多く建てられた 

中でもイマームモスクは町の人の心のよりどころとなった 

またシルクロードの小さなキャラバン都市でもあった 絨毯や唐草模様の陶器が売り返されてきた

イスファハーンのバザールは1000年の歴史がある 金や香辛料 絨毯が売られている

エマーム 広場のバザール2
エマーム 広場のバザール
イスファハーン バザール2

長さ2キロのバザールの通路(アーケード)を抜けるとイマーム広場へとつながる

シーア派ではイスラム教の創設者 ムハンマドの後継者はイマームと呼ばれ尊敬されている

(イマーム広場 イマームモスク)510×163メートルの広大な広場 広場の中には庭園も築かれた

第5代 アッパース2世が1591年 数十年の歳月をかけて完成させた

イマールモスクはメッカに向かってお祈りしやすいように広場に対して斜めに建てられた 

イマームモスク
エマーム広場
イマームモスクとイマーム広場 上空から

エマーム広場2 (2)
 

エマーム広場2
エマーム広場3
イマーム広場
イマーム広場
イマーム広場2
イマーム広場 庭園
イマーム広場 庭園2
エマーム エイヴァーン
エマーム エイヴァーン2
エマーム 夜景

唐草模様(生命の輪)の水色タイルを使用  そのラビスラズリ色は空の色を現している 

創建以来 50年おきにタイルを張り替えている

タイルの張替は今までに400年間ずっと続けられている 赤いところはサンゴを使用している

イランイラク戦争ではタイルにひびが入った そのときは60年ぶりに修復工事が行われた

4万枚のタイルが張り替えられた 400年前と変わらない姿によみがえった

エマーム 中央礼拝堂 外観
イマームモスク2
イマームモスク (2)
イマーム モスク2
エマーム 中央礼拝堂

※原則として金曜日は礼拝のため旅行者は立ち入りできなことになっている

イマールモスク タイルの張替え作業
イマールモスクタイルの張替

<サファヴィー王朝の終焉>
200年の栄華を誇ったサファヴィー王朝も隣国アフガニスタンの部族の繁栄により滅ぼされてしまう

アッパース一世が築いた庭園も一時期 姿を消した

(ソグド人について)
イスファハーンは中国シルクロードや中央アジアに暮らしていたソグド人の故郷とも言われている 

ソグド人はシルクロード貿易の大部分を影で支配していた 中国語ではソグド人を胡人と呼んでいた

胡椒(こしょう) 胡瓜(きゅうり) 胡桃(くるみ) 胡麻(ごま) など胡の付くものはイランから中国経由で日本へ伝わったもの

6世紀の記録によれば240人のソグド人が640頭のラクダを連れ相当量の絹を運んだとされている

シルクロードの拠点 中国長安(現西安)にもよく訪れ

中国敦煌の莫高窟の壁画(第45窟)やトルファンの高昌古城、キジル石窟(ウイグル自治区)にもソグド人が描かれている

莫高窟の壁画(第45窟)※内容=盗賊に襲われるソグド人 また莫高窟ではソグド文字も見つかっている

また中央アジアのウズベキスタン アフガニスタン タジキスタンの遺跡にも たびたびソグド人が登場している

ソグド人はユーラシア大陸の果てヨーロッパ ベルギーにまで絹を運んでいた

ベルギーの教会に箱に入った6世紀の絹の反物(22×192センチ)が残っている 

中国にはない2頭の鹿が向き合う絵柄の絹 ただ1000年の時を得て色はすっかりと抜け落ちている 

織物の裏 にはソグド文字が書かれていた ソグド人は中国の絹にペルシャの絵柄を描いていた

ソグド人は大繁栄を極めたが1000年前に姿を消してしまった

中国の京劇にも登場する 安禄山(ウズベキスタン サマルカンド出身のソグド人)がソグド人滅亡のきっかけを作る

8世紀 安禄山(ソグド人)は豊富な財源を武器に時の皇帝 玄宗(唐 現中国)と楊貴妃の転覆を狙う が失敗する

反乱は失敗し 皇帝はその仕返しにソグド人の粛清を行った 

時を同じくして中央アジアではイスラム勢力が拡大していった やがてソグド人は自然消滅していった

ソグド人
陶器で造ったソグド人
ソグド人の安禄山

(アーシュラー)イスファハーン最大の宗教儀式 儀式に参加することで天国へ行けるとされている

毎年 祭り当日には 10万人近い人が集まる 2019年は10月に行われる 2021年は7月末ごろ 

アーシュラー2
アーシュラー

(アーリーガープ宮殿)18本の柱で宮殿を支えている

アーリー ガープー宮殿2
アーリー ガープ宮殿
アーリガープ宮殿
アーリー ガープー宮殿

(マスジェデ シェイフ)

マスジェデ シェイフ
マスジェデ シェイフ 天井
マスジェデ シェイフ 夜

(チェヘル ソトゥーン宮殿)水の宮殿 王の離宮 イマーム広場の隣にある

 17世紀に描かれた壁画も残っていた 宴会の席では酒も飲まれていた

チェヘルソトゥーン宮殿の壁画
チェヘルソトゥーン宮殿 内部
チェヘル ソトゥーン庭園博物館
チェヘル ソトゥーン宮殿
チェヘル ソトゥーン2
チェヘル ソトゥーン
チェヘル ソトゥーン 壁画2
チェヘル ソトゥーン 壁画

(マスジェデ エマーム)高さ54メートルの塔 1612年から26年かけて造られた

マスジェデ エマーム2
マスジェデ エマーム
マスジェデ イマーム3

(イマームザーデ)内部には成人の遺体が安置されている

女性がよくお参りに訪れる場所 願いが叶うごとにお礼としてお金が投げ入れられている

イマームザーデ

(アリー ゴリー アーガーのハンマーム博物館)

アリー ゴリー アーガーのハンマーム博物館
アリー ゴリー アーガーのハンマーム博物館2

(ハシュト ベヘシュト宮殿)

ハシュト ベヘシュト宮殿2
ハシュト ベヘシュト宮殿

(メナーレ マスジェッデ アリー)イスラム教のお経に相当するアザーンの呼びかけ塔
 昔は砂漠の道しるべとしても使われていた

メナーレ マスジェッデ アリー
メナーレ マスジェッデ アリー2
メナーレ マスジェッデ アリー3

(ヴァーンク教会)1655年~1664年に建てられたアルメニア教会

ヴァーンク教会
ヴァーンク教会1
ヴァーンク教会2
ヴァーンク教会4
ヴァーンク教会5

(アーテシュガー)ゾロアスター教の神殿

アーテシュガー
アーテシュガー2

(ザーヤンデ川 ザーヤンデルート)市民の川 命を生み出す河とも言われている

ザーヤンデ川
ザーヤンデ川 (2)
ザーヤンデルート

(チュビー橋 ジューイー橋)

チュビー橋

(ハージュー橋)橋近くのライオンの像にまたがると結婚できるとの言い伝えがある

ハージュー橋のライオン
ハージュー橋3
ハージュー橋2
ハージュー橋

(スィーオセ橋)ペルシャ語で33を意味する橋

スィーオセ橋

(シャフレスターン橋)

シャフレスターン橋


<もくじ>
1イランの基本情報
2イランの歴史と国際情勢
3テヘラン(首都)
4イスファハーン
5シューシュタル
6カーシャーン アブヤーネ村 コム
7タブリーズ 
キャンドヴァーン村 サルエイン温泉

8イラン西部 その他の名所
9ペルセポリス
10バム遺跡
11ヤズド
12イラン東部 その他の名所
13ペルシャ料理