テスト

暑かった夏も終わり一日中クーラーのかかったような涼しい秋の季節がやってきました。山形市内の河川敷では川辺いっぱいに黄緑色の芝生のじゅうたんが敷かれてました。
そこでは秋の昆虫たちが忙しそうに冬眠の準備をしてました。都会の喧騒を忘れ河川敷の芝生の上でゆっくり横たわる人の姿も多く見かけます。

そんな安らぎのひとときを打ち壊すかのように川沿いでは騒音を立てながらショベルカーが穴掘り作業をしてました。どうやらそれらの重機は河川敷の拡張工事をしてるようでした。
するとショベルカーが掘った穴から何故か白い湯気がモクモクと上がって来ました。なんと その作業員は夢にまで見た〃温泉〃を掘り当てたのでした。

すると掘り立てホヤホヤの温泉に入ろうとたくさんの人が河川敷に詰めかけて来ました。しかしそこに温泉の気配はなく代わりに何か御馳走の気配がして来ました。
さらに見物客の顔に注目するとみんな目を細めほっぺたを目いっぱい膨らませて まるでまん丸の芋のような表情をしてました。

そして口からは〃ほっくほっく〃の白い湯気が出てました。そんなとき僕の足元に小さくて丸いのボールがコロコロと転がってきました。
そのボールを拾い上げてみるとそれは なんと皮をむかれて〃つるつるテカテカ〃となった里芋でした。それを見てやっとそのことに気づきました。

そうです今日は東北地方の秋の風物詩でもある芋煮会祭りの日でした。そしてそのとき目の前に姿を現したのは直径6メートルの鉄の塊で出来た巨大鍋でした。
その鍋の上ではショベルカーが鍋を焦がさないようにと一生懸命 鍋をかき混ぜていました。

しばらくすると僕の手元にもお椀に入った〃ほっくほっく〃に煮込まれた里芋の芋煮(一杯300円)がやって来ました。
またお肉とネギのアクセントも主役の里芋を引き立てていて心も体も温まる東北山形のとってもおいしいご馳走でした。

心も体も温まる〃ほっくほっく〃の芋煮
気持ちのいい秋風が吹く河川敷

ーーーこのあとどんな汚れも絶対に落とす強力なスーパー洗濯機の登場です。

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