伊香保温泉(群馬県)４ 温泉から生まれた温泉卵と温泉まんじゅう！！

ポカポカと心も体も温まる温泉に漬かっていると あまりに気持ち良すぎて ついつい時間を忘れて長居してしまいました。
そして全身の皮膚はすっかり〃蒸しまんじゅう〃のようにふやけてしまいました。そうですそのとき大量の湯気につつまれていたのは蒸し器の中の〃温泉まんじゅう〃でした。

湯上りに温泉街を散歩をしていると浴場を離れてもまだ湯気の中を歩き続けてました。その大量の湯気は どうもお土産店の中からのようでした。
そして湯気が立ち込めるお土産店の脇を通った時でした。突然その湯気の中から〃まんじゅう〃が飛び出してきました。

それは店員が差し出した試食用の〃温泉まんじゅう〃でした。そして店の中に入ると様々な色の温泉まんじゅうが売られてました。
その中の茶色いまんじゅうが伊香保温泉が発祥との事でした。まんじゅうを買ったお客さんにはサービスとして特別に苦いお茶が付いてきます。

しかし不思議な事に本来なら苦いはずのそのお茶もまんじゅうを食べたときだけはちょうどいい苦さに感じます。
ただ実際に温泉の蒸気を使って蒸されたのかは不明です。一般的に水道水を使って作る温泉卵がいい例かもしれません。

2004年　日本各地で温泉偽装問題が発覚し残念ながら伊香保温泉も一部の旅館で水道水が使われていたそうです。
出来れば水道水を使うのは温泉卵と〃温泉まんじゅう〃だけにしてほしかったのですが さらに伊香保町長の親族が経営していた温泉も水道水を使っていたそうです。

皆さんも伊香保温泉を訪れる際は旅館の評判などを　しっかり調べてから出かけたほうがよさそうです。