テスト

人類消滅後の世界を想定した番組はついに今の福島県の双葉町と浪江町と同じ5年目がやって来ました。

かつてコンクリートと木材で覆われていた町も人が住まなくなった事で徐々に植物の緑の世界へと変わって行きます。
アスファルトの亀裂から雑草が背を伸ばし次第に道路全体を覆って行きます。動かなくなった自動車も表面の塗料が剥がれ落ち赤茶げた さび色へと変色してました。

そして人類が消滅してから30年が経つと もはや世界中の道路は消えてなくなりあたり一面 緑の植物が生い茂り鹿や牛などの大型の草食動物が増えてきます。
さらにそれらの草食動物を目当てに虎やライオンなどの肉食動物も増えだします。

原発事故から30年がたったウクライナ(事故当時はソ連)のチェルノブイリがちょうどこのような状況だといえるかもしれません。

番組の中で一番ショックを受けたのは やはり人間に見放されたペットたちでした。

福島で被爆した動物たちは一体どうしているのだろう?放射能を大量に浴びて健康状態は大丈夫なのか?と心配になりました。

しかし 双葉町ではその犬たちも今は立派な野良犬となり元気に生きてました。しかも町では野良犬が震災前より増えているようでした。 
そんな中 一匹の犬が何か訴えかけているように こっちを見てました。その顔は悲しすぎて今にも溶けそうな表情をしていました。

番組はさらに人類消滅から100年~200年後へと続きます。
そして なんと1万年後 そこには人類がいた痕跡はほとんどなく海と空そして植物と まばゆいばかりに輝かしい地球の姿がありました。

結局のところ地球から人類がいなくなるとどうなるか? その答えは 〃地球は自然を取り戻し本来の姿に戻る〃でした。

悲しすぎて溶けそうな表情を見せる野良犬