テスト

ジャクサ宇宙開発センターの展示室に入ると まず最初に出迎えてくれたのは二階建ての高さから手を差し伸べる背の高い大男でした。
真っ白の体をしたその大男は なんとシロクマでした。しかも頭からは巨大な金魚鉢のようなヘルメット(顔を覆うタイプ)をすっぽりかぶってました。

思わず〃やばい〃踏みつぶされると思ったのですが…ご安心をその展示物はガラスケースに入った真っ白の宇宙服でした。
足の先から頭のてっぺんまでひとつながりとなったその宇宙服の重さは なんと120~250キロもあるそうです。

そんな重たい服を着ての作業じゃ宇宙飛行士も肩が凝ってしょうがないと思いきや…宇宙空間は無重力のため全く重さを感じないそうです。
実は宇宙服には数多くの装置が取り付けられているためそのような大がかりな服になってしまうのでした。

そのため宇宙服はまるで宇宙船その物の作りになっているそうです。
そして服一着の値段が なんと豪華な豪邸数に匹敵する10億円もするそうです。間違いなく宇宙服は世界一高額な服と言えるでしょう

そのとき 突然 宇宙の彼方から宇宙光線が発射され一瞬 宇宙服の手の甲がピカリと光りました。
それは宇宙飛行士が身だしなみをチェックするための手鏡かと思いきや…どうやらそうではありませんでした。

宇宙飛行士は大きなヘルメットをかぶっての操作となるため目の届く範囲が限られてしまいます。そんなとき手の甲の鏡で宇宙服に取り付けられた装置の位置を確認するそうです。
また宇宙服の装置に書かれた文字は鏡を使ってもちゃんと読めるように左右反対に表示されているそうです。

またジャクサ宇宙開発センターでは観光客が簡単に宇宙服を着て記念撮影が出来るようにと宇宙服の背中と頭の部分に穴が開けられています。

JAXAに展示されていた記念撮影用の宇宙服!
つくばエキスポセンターの2階に展示されたガラスケースの中の宇宙服!
宇宙服に左右逆さに書かれた文字
宇宙服に取り付けられた鏡は身だしなみをチェックするためではありませんでした。

ーーーこのあと多くの国が参加する国際宇宙ステーションの実験棟に侵入します。
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