テスト

今までずっと線路もないのにどうやって列車が走るのかと疑問に思ってました。さらにその列車には車輪(タイヤ)さえもないそうです。
そんな状態でなんと新幹線よりも早い速度450~500キロ近いスピードが出るというから驚きです。そうですそれは電磁石で動くリニアモーターカーでした。

リニアモーターカーの原理は磁石のN極とN極またはS極とS極のように絶対にくっつかない磁石の性質を利用して車体を浮かせます。
さらに浮いた車体と地面に取り付けられた磁石のS極とN極を高速で切り替えることでくっ付いたり離れたりを繰り返しながら前へと進みます。

もちろんリニアに使用される磁石は電気を使った強力な電磁石です。

実は僕は数年前に世界のどこよりも早くリニアの運営に成功した中国上海のリニアモーターカーに乗ったことがあります
上海空港から市内までの距離は約20キロです。しかしリニアが発射すれば10分もかからず〃あっ〃という間に到着です。

揺れは全くなく速度があまりに早すぎるため車窓から景色は何が何だか分かんない状態でした。

一方 1985年に開催された つくば万博で一番人気があったのはHSSTというリニアモーターカーだったそうです。わずか350メートルの距離をゆっくりと走ったそうです。
さすがに31年前なので高速運転と言うわけには行きませんでしたがそれでも磁力で車体が1センチほど浮き上がったそうです。

超高速で走る現在のリニアモーターカー(中国上海)
超低速走行でゆっくりと走る1985年(31年前)のリニアモーターカー(つくば万博)

ーーーこのあと味のあるレトロな感じのトロッコに乗って未来の世界を旅します。
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