３江ノ電(神奈川) 踏切のすぐ向こうに湘南の海が！

江ノ島電鉄こと江ノ電は藤沢と鎌倉の約10キロメートルの距離を結ぶ私鉄です。また江ノ電は1900年(明治33年)創業の100年以上の歴史ある鉄道会社でもあります。
大正時代初期(約100年前)には江ノ電には　なんと40もの駅があったそうです。(※現在15駅)そのため近い ところでは駅と駅との間隔が100メートルもなかったそうです。

人々に愛され続けてきた江ノ電ですが昭和30年代後半(約50年前)には極秘に鉄道廃止計画が持ち上がった事もあるそうです。
当時　自動車の急速な普及により江ノ電の経営が困難になったことが原因だったそうです。

しかしその後ドラマの撮影に江ノ電(電車)が使われた事をきっかけに若者が江ノ電に殺到し会社(江ノ電)は経営危機から一転し今度は江ノ電ブームがやって来ます。
そして今や江ノ電の乗客数は年間1600人ではなく　なんと1600万人を超えるそうです。そしてその乗客の半数以上が観光目的だそうです。

また江ノ電が走るその海沿いの道は江戸時代から続く観光ルートと同じだそうです。

さて江ノ電は日坂(にっさか)駅でひと休憩します。すると〃リンリン〃と鳴る踏切の近くには多くの観光客がカメラを構えて江ノ電の出発を待ってました。
実はそこは江ノ電で一つだけ海が目の前に見える絶好の撮影場所でした。そして観光客は湘南の海をバックに元気に走る江ノ電(電車)を撮ろうとしていたのでした。

ーーーーこのあと江ノ電は明治時代に造られた究極のトンネルをくぐります。
つづきをどうぞ