テスト

☕☕☕ダージリン 紅茶の産地(ネパール国境のすぐ近く)☕☕☕

ヒマラヤ鉄道 紅茶の産地で イギリス統治時代 紅茶を運ぶために鉄道がひかれた

1881年開業 別名 おもちゃの汽車 トイトレイン 120年の歴史があり今も走り続ける現役の汽車

ダージリン ヒマラヤ鉄道 19世紀 英国
ダージリン鉄道
ダージリンヒマラヤ山岳鉄道
トイトレイン
トイトレイン (2)
普通の列車より一回り小さいトイトレイン
隣のバスとほぼ同じ大きさのトイトレイン

小回りを利かせるため線路の幅は たったの61センチ 車内は驚くほど狭い 通路なしの横三列

トイトレインの車内
車内の様子
狭い車内

2両の客車をけん引する小さな蒸気機関車

(シリグリ ニュージャルバイグリ駅 出発地点)
シリグリの町 標高150メートル  ブータン バングラデッシュやネパールのすぐ近く

シリグリ
ニュージャルパイグリ駅

ダージリンまでの運賃は大人800円 

ダージリンヒマラヤ鉄道の切符

汽車は運転手を乗せ忘れたまま出発 慌てた運転手は走ったまま列車に飛び乗る 

汽車は定刻より 一時間も遅れての出発となった

(車内)
 車内ではネパールのモモ(蒸し餃子)が売られている サモサ(じゃがいもパン)も一つ15円で売られている

ネパールの蒸し餃子モモ

 また車内ではネパールの歌も聞ける

80~88キロの道のりを8時間かけて走る 線路は山道に沿ってひかれている

(調子の悪い車両)
車両は1926年生なので 優に80歳を超えている 世界最古の山岳鉄道でもある 

調子の悪い汽車は客を乗せたまま修理工場の中へと入っていく 修理は丸一日かかることもある

ただ最近は一部の機関をディーゼル車が走っている

125年以上使い続けている老機関車
老機関車のトイトレイン

(全行程)
ニュージャルバイグリ(114m)からダージリン(2143m)までの道のりを走る

ダージリンヒマラヤ鉄道 全行程

標高差2000メートルを2時間かけて走る 本数は一日2本 

汽車は急カーブが連続する山道を小回りを利かせながら走る 

車窓からは時々タルチョ(チベット仏教の祈りの旗)が見られる

タルチョ

(沿線位置大きな商店街 カオシオン1480m)
人通りの多いとこをも平気で通り過ぎるトイトレイン

また狭い路地の民家も家と家の間を縫うように走っていく 

家と家の間を縫うように進んでいく (2)
家と家の間を縫うように進んでいく (1)

市場で売っている野菜のわずか30センチの距離をすれすれで通り過ぎて行く

市場すれすれを通るトイトレイン

野菜との距離はわずか30センチ
 

列車が通り過ぎるとすぐ一般道に早変わり

(子供が通勤通学に利用)

平均速度は10~20キロ 車はもちろん自転車にまでぬかれてしまう

その遅さが魅力でもある また観光客は一旦 汽車から飛び降り 汽車を外から撮影し再び走っている汽車に飛び乗ることも可能

通学の子供も汽車を利用 速度が遅いので子供でも動いている列車に飛び乗ることができる

列車に飛び乗る子供

のろのろ走る列車のおかげで駅まで行かなくても家の前から乗車することができる

学校に到着しても列車は停まることなく進む 子供たちは列車から飛び降りる

(市街地を抜けると森が広がる)
昔は汽車が通る森に鹿や🐯🐅虎が暮らしていた

(坂を上るための様々な仕掛け)

全行程の7割が坂道 そのためスイッチバックと言う方法で前進と後退(バック)を繰り返しながら坂を上っていく

前進と後退を繰り返し坂を上るスイッチバック方式

イギリス人が建設に手間と動力が必要なトンネルを掘りたくなかったために編み出された方法 スイッチバックは全部で5カ所ある

鉄道はたったの2年で完成させた ループ線はセントを大きく迂回して走っていく

ループ線

列車の先頭にはサンドマンと言うおじさんが立ったまま列車に乗っている

急な坂ではサンドマンが車輪に砂を巻き列車が滑り落ちないようにしている

サンドマン

 

(Ωオメガカーブ)
岩を大きく削ったカーブ 建設中に何人かの人が亡くなった

オメガカーブ

(機関士)
機関士に選ばれるのは名誉なこと しかしそう簡単には選ばれない

運転だけでなくメンテナンスの知識も必要

トイトレインのメンテナンス (2)
トイトレインのメンテナンス (1)

(燃料の石炭)
汽車の中は狭いため 石炭は乗務員が屋根の上によじ登り 屋根の上から石炭をこめる

10時間の運転で10トンの石炭が消費される
(給水ポイント) 蒸気機関車のタンクに水を補給 一回に1800リットルの水を補給

給水所は8キロごとに設置してある

給水タンク

(水汲み)
地元の人は毎日夕方になると列車が走っていない時間帯を利用し水汲みを行っている

ダージリン鉄道の線路の上に自家製のトロッコ置きトロッコを動かしながら水を運んでいる

水汲みは昔から女性と子供の仕事と決まっている  毎日 人が多いので渋滞する

自家用のトロッコを使った水くみの仕事 (4)
自家用のトロッコを使った水くみの仕事 (3)
自家用のトロッコを使った水くみの仕事 (2)
自家用のトロッコを使った水くみの仕事 (1)

(イギリス人の別荘)
イギリス統治時代別荘(赤レンガ)や劇場が多く作られた 今は一大観光地となっている

イギリス人が利用した別荘(カンチェンジュガ) 19世紀 英国
かつてイギリス人が利用した別荘

(終点 ダージリン)
終点のダージリン駅では紅茶の茶畑が広がっている しかし到着時間は大体毎日遅れる

ダージリンには紅茶農園が100件以上ある ダージリンの気候は日本の軽井沢に似ている

霧が多いところがお茶作りに適していた。年3回 茶摘みの収穫が行われる

またダージリンには日本人に似た顔つきの人が多い ネパール国境のすぐ近く

ダージリン
ダージリンの茶畑 19世紀 英国
ダージリンの茶畑
ダージリンの茶畑 (2)
ダージリンのお茶づみの様子

<特殊なお茶>
パールボーイズ パールホワイト シルバーニードル

パールボーイズ
パールホワイト
シルバーニードル

(ダージリン動物園) ユキヒョウやヒマラヤブラックベアなど主にヒマラヤに住む動物が飼われている

ユキヒョウ
ユキヒョウ (2)
ヒマラヤブラックベア


(もくじ)
1ダージリン① ~ヒマラヤ山岳鉄道
2ダージリン② ~様々なチベット寺院
3ブッダガヤ ~仏教創成期の遺跡 
4パトナー ~世界初の大学遺跡ほか
5ブバネッシュワール+プリー ~ヒンドゥー遺跡
6コヒマ村 ~人の首狩りをしていた村
7コルカタ ~インド第2の都市
8カジランカ国立公園 ~インドサイほか