テスト

襟(えり)を〃ピン〃と立たせて さらに背筋を〃ビシッ〃と伸ばし紳士の国イギリスへとやって来ました。そこは15世紀(500~600年前)から続くイギリス最古の軍港ポーツマスです。
現在もその軍港では8千人もの海兵が働いているそうです。そして青く輝く海とその岸には3階建ての大きな木造船が停泊してました。

その船は大昔に大活躍をしたビクトーと言う軍艦だそうです。そしてその軍艦の甲板では黒い煙突のような大砲が四方八方の海に向かって設置されていました。 
さらに船の中央には赤々と燃える暖炉の様な船のエンジンがありました。しかしそれはエンジンではなく なんと調理場でした。

そしてそこではちょうどシチューを作っているとことでした。そこで船員850人分の料理が作られていたそうです。

そのシチューは一見 美味しそうに見えますが当時は塩漬け肉を煮込んだだけのとってもマズイ料理だったそうです。
しかしそのシチューに当時イギリスで発明されたばかりのカレー粉を使用したところ見違えるように美味しくなったそうです。

ただイギリス人はカレーを食べるときカレーのルーにはあまり興味がないみたいでした。
その食べ方は肉じゃがを食べる時のように ひたすら肉と野菜だけをフォークで食べると言った感じでした。またそのイギリス海軍カレーは日本のカレーの元祖とも言われてます。

一方 日本の海軍(現※海上自衛隊)は1872年(145年前)の明治初期に誕生しました。当初は西洋式の海軍を作るため伝統あるイギリス海軍をお手本にして来ました。
さらに当時 日本とイギリスは同盟関係にあり その時にイギリス伝統の海軍カレーが日本の海軍に受け継がれたとされてます。

そしてそのカレーが日本国内で庶民的に愛されるカレーライスへと発展していったのでした。

大昔に大活躍したイギリスの軍艦ビクトー
イギリス海軍の兵隊さんたち
イギリス海軍から伝わった日本のカレー

ーーーーこのあと再び横須賀の海上自衛隊の船に戻りカレー作りの様子を見学します。

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