テスト

さてカレーを日本で一番最初に紹介した書物は今から約160年前(1860年)の江戸時代の本でした。
そしてその本の著者(ちょしゃ)は1万円札の肖像画(しょうぞうが)でお馴染みの あの高級感あふれるお顔の〃福沢諭吉〃でした。

そして1872年(約150年前)日本で初めてカレーのレシピを紹介した料理本が出版されました。

材料は葱 生姜 ニンニク バター 小麦粉 カレー粉 そして鶏肉に海老や鯛(タイ)に牡蠣(カキ)と言った贅沢な食材が使われていました。そしてもう一つとっておきの食材が使われました。
それは雨の日に〃ゲロッゲロッ〃と威勢(いせい)のいい鳴き声を放つ あのアカガエルでした。またカエルはフランス料理でよく用いられるそうです。

さらに同じ年に出された料理本では当時非常に珍しかった牛肉やリンゴ ゆずを使ったカレーも紹介されたそうです。
現在 カレーの材料として一般的に使用されるジャガイモ ニンジン 玉ねぎ等の西洋野菜は当時の日本にはまだ存在していませんでした。

そのため玉ねぎの代わりに青ネギを使用したそうです。またそれらの西洋野菜は当時まだ未開拓地であった北海道を中心に徐々に生産が広がって行ったそうです。

そして完成した真っ黄色のそのカレーは今よりずっとシンプルであっさりした味付けとなってました。それは日本にカレーが普及する80年以上も前の事でした。

アカガエル(あっさりしていて美味しいです)
カエルちゃんカレー
日本最古のレシピで作ったカエルカレー

ーーーーこのあとイギリス伝統の海軍カレーの誕生します。そしてその調理法が日本海軍へと受け継がれて行きます。

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