テスト

前回もお伝えした通り日本のカレーはラーメンと一緒で日々進化しているようです。1970年代(約40年前)よりコクのあるカレーの味を求めた結果 カレーの色が以前よりも濃くなりました。

さらに1980年代(約30年前)日本にハバネロ(世界一辛いトンガラシ)などを使った激辛ブームが到来します。すると日本のカレーの味も大きく変わって行ったそうです。
しかし時代は変わっても一向に変わらないカレーの味がありました。それは学校給食で出されている栄養たっぷりのカレーシチューでした。家庭のカレーとは違った味のカレーでした。

実はその給食カレーは日本に市販のカレールーが出回るより5~10年も前に出されていたそうです。
戦後(約70年前)栄養不足の子供が多かったためカレーの中に乳成分が大量に使用されているそうです。そのためカレーはクリームシチューのように少し白みがかって見えます。

そして うどんの中に少しスパゲティーの要素が入ったソフト麺に絡めて食べるのが最も美味しかったです。

さらに九州の門司港(もじこう)にはカレーライスの上にチーズをのせピザのようにオーブンで焼いてから食べる〃焼きカレー〃と言う食べ物が名物だそうです。
しかもそのハイカラな料理は昭和30年代(60年以上も前)から ずっとあるご当地グルメだそうです。門司港の近くには今でも 焼きカレーを出す店が30店舗ほどあるそうです。

そして北海道の札幌には札幌ラーメン以外にスープカレーと言う名物料理があるそうです。
スープカレーは中国と朝鮮の薬膳スープに南アジア(※インドやスリランカ)と東南アジア(※タイやインドネシア)の要素を取り入れたカレーだそうです。

2002年にスープカレーブームが起こりココイチでも冬季限定商品として全国的に発売しているそうです。

日本のカレー文化は今後さらなる発展が望めそうです。

カレーとグラタンが一緒になった焼きカレー
学校給食のカレーシチュー
ぼそぼそ としたスパディーの様な うどん〃ソフト麺〃
カレーラーメンのスープの様なスープカレー