テスト

大きな太陽が一日の仕事を終え地平線の向こうに沈もうとしてました。そして夕日に染まった大河の水面もその日はなぜか黄色ぽく見えました。

なぜなら そこはカレーの故郷(ふるさと)インドだったからでした。そして目の前にある大きな大河はガンジス河でした。
その聖なるガンジス河は沐浴(もくよく=水浴び)だけでなく多くのインド人の墓場でもありました。今日も多くの遺体が焼かれガンジス河に流されて行きました。

さてアメリカに来たならハンバガー韓国ならキムチ中国はラーメンとそしてインドに来たなら まずカレーを食べるしかほかありません。

町を歩くと早速 香辛料をたっぷり使ったカレーのいい匂いがして来ました。そこで近くの食堂に入り とりあえず本場のインドカレーを一つ注文しました。
しかし なんとカレーは売ってないと言われました。じゃ その黄色い匂いは一体何?と言いたいところでしたが諦(あきら)めて次当たって見る事にしました。

すると次の店も なんと次の次の店もカレーは売ってませんでした。それどころかインドさらには南アジアのどこの国へ行ってもカレーはありませんでした。

実はその昔インドを統治していたイギリス人がインドの煮込み料理全般をカレーと名付けたそうです。そのため なんとインドにはカレーと言う名称の食べ物は存在しないのでした。
カレーの語源は〃食べる〃と言う意味だそうです。しかしそれはインドで最も使われてるヒンドゥー語ではなくインド南部の言語タミル語でした。

言い方を変えれば外国人が日本に来て醤油ラーメンも うどんも牛丼も みんな醤油を使っているから〃寿司〃と呼ぼうと言ってるような物でした。
しかしインドのレストランでも英語のメニューにはちゃんと〇〇カレーと表記されているそうです。

数年前 インドはイギリスから独立してから70年を迎えたそうです。そこで もうそろそろインドカレーの呼び方もインド人が納得行く形で改名してもいいような気もします。

カレーは売ってませんと言い張るインド人 (1)
カレーは売ってませんと言い張るインド人 (2)
インドに なんとカレーと言う食べ物はありませんでした。 (1)
インドに なんとカレーと言う食べ物はありませんでした。 (3)

ーーーーこのあと日本以外のアジアの国のカレー文化を少し紹介します。

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