テスト

山形県は豪雪地帯が多く冬場はとっても寒いことで知られています。が 夏は夏で突発的な猛暑の見舞われることも決して珍しくないそうです。 
そしてそんな山形の夏の空に太陽に熱せられた熱々の空気と共に突発的な猛暑がやって来ました。

その暑さのせいで脳をやられてしまった僕はアスファルトの道路が海沿いの蜃気楼のように波打って見えてました。
意識が遠のき全ての物が ゆがんで見えてました。そして とうとう妄想(もうそう)が僕の頭の中を支配し始めました。

すると黒部ダムの放水か?はたまたナイアガラの滝の決壊か?僕の背中からは滝のような大量の汗が噴き出していました。
もう暑さの限界だと思い たまらず〃サウナ室〃の扉を開け外に出て そこにあった水風呂へと飛び込みました。

これぞ究極の快感か!まるでそのとき僕は砂漠の灼熱地獄から解放された北極のペンギンになったような気分でした。

それは2007年8月 日本列島を襲った猛暑の日のことでした。しかし その日は山形にとっては74年間保ち続けてきた記録を破られると言う屈辱的な一日となってしまいました。
いつも蛍光灯のように明るい山形の人々もその日ばかりは何故か消えかけのロウソクの炎のように暗く感じました。

町で見かけるほとんどの人はしぼんだ風船のようにしょんぼりした表情をしていました。中には肩が脱臼しそうなほど肩を落としてガックリいる人もいました。
どうしてそんなに落ち込んでいるのかと思いきや どうやらその日は日本最高気温が74年ぶりに更新されたようでした。

またそれは山形県がずっと維持してきた日本一の記録を74年ぶりに破られた屈辱的な日でもありました。それで山形では元気のない人を多く見かけることになったのでした。

しかし そんな熱い山形ならではの麺料理がありました。それが山形発祥のスープたっぷりの山形冷やしラーメンでした。

アスファルトに蜃気楼を見た2007年の猛暑!!

ーーーこのあと実際にその冷やしラーメンの味を確かめに行きます。   

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