テスト

ガジミエル地下都市

2007年には民家の屋根が崩れた事が原因で偶然 新たな地下都市が発見された。

家畜小屋からはラクダの骨が見つかっている 少なくとも40匹の家畜を飼っていた。

天井が高かったためラクダも通れキャラバン宿のような所だった。

また地下のワイナリー跡も見つかっている

ガジミエル地下都市 (2)
ガジミエル地下都市の家畜小屋(カッパドキア)
ガジミエル地下都市のワイナリー(カッパドキア)
ガジミエル地下都市

地下1階のワイン工場

地下都市の狭い地下通路にはワイン製造工場まであった 

地下内の温度は夏でも17度程度 そのため木製のワイン樽を使う必要がなかった 石で出来た水槽にワインを保存していた。

カイマクル カイナクリ(ブドウとワインの生産 カッパドキア)

カイマクルには古くからこの地方でワインが作られていたことを示す遺跡がある

この地方の溶解岩がブドウを育てるのに最適 ブドウはカッパドキアの特産となっている

今でもこの地域はワイン造りが盛んに行われている。

カイマクル

ワイン醸造所(カッパドキア)

カッパドキアはワイン発祥の地とも言われている

今でも地下でワインの製造が行われている

ワインの醸造所(カッパドキア)
ワイン醸造所(カッパドキア) (2)
現在のワイン醸造室(カッパドキア)
ワイン醸造所内

ワイナリートゥラサン(ワインセラー)

ワインセラーは天然の岩盤を掘って作られている

1943年 創業 地元産のブドウを使用

カッパドキアの土がワイン造りに重要な役目を果たしている

この地方ではトゥラサン(ワイン工房)の生産量は最も多い

冬にはホットワインも提供している

トゥラサン ワイナリー (2)
トゥラサンワイン
ワイナリートゥラサン(ワインセラー)内部
ワイナリートゥラサン(ワインセラー)
トゥラサン ワイナリー内部
トゥラサン ワイナリー

アナトリアハウス

アナトリアハウス

蛇口から直接ワインが出る

アナトリアハウスの蛇口ワイン

ペキマズ ペクメズ(ブドウのシロップ)カッパドキアの特産

足で踏んだブドウの汁を煮る 上部に噴き出たあくを救い取りながら煮詰める

その汁をろ過し さらに2時間に詰めれば完成

1年 置くと濃厚なブドウのシロップとなる栄養たっぷりの蜂蜜の様

ヨーグルトにかけて食べる

昔は冬になると果物が食べられなくたった 冬でも果物が食べられるようにと考え出されたのがペキマズであった

ペキマズ作りに使用するブドウ
ペキマズ作りに使用するブドウ (2)
ペクメズ作り
ペキマズ作り
ペクメズ造りに使われる土
完成したペキマズ
ペクメズ(ブドウのシロップ)2
ペキマズをヨーグルトにかけて食べる

コギャバー(ワインセラー)

カイセリ kayseri(カッパドキア郊外)

人口96万のローマ時代より2000年間栄えた町 

ローマ皇帝カイサルが付けた地名 溶岩を利用した城壁

ゼウス神がデザインされたローマ時代のコインも見つかっている

エルジェス山はこの町のシンボルになっている

カイセリ kayseri(カッパドキア郊外)
ケルヴァンサライ kervansaray

ドネルキュンベット(カイセリ) doner kumbet 

大通りに建つ風格ある建物

ドネルキュンベット(カイセリ)
ドネルキュンベット(カイセリ) doner kumbet

カイセリ城 kayseri kalesi

3世紀ごろ建設されたと言われている

城内にはロカンタ(食堂)もある

カイセリの溶岩を利用した城壁
カイセリ城 
カイセリ城 

カイセリ考古学博物館 

カイセリ城の近くに造られた

フナトゥ ハトゥン キュルリイェスィ hunat hatun kulliyesi 

フナトゥ ハトゥン キュルリイェスィ hunat hatun kulliyesi

カイセリ考古学博物館 arkeolo muzesi 

アッシリア統治時代の品々を展示している

ヨウンブルチュ文化の家 yogundurc kultur evi

カイセリ文化に関する品を展示している

民族学博物館 gupupglu konagi

オスマン帝国時代の邸宅を改装し造られた博物館

サハビエ神学校 sahabiye medresesi 

1267年 セルジューク朝(中央アジア系民族)時代に建造された神学校
 
現在は本屋とカフェが入っている

アウルナス agirnas

地下の巨大空間に造られた 大建築家ミマールスィナンの生家 

エルジェル山Erciyes Dağı (トルコ中部 カッパドキア郊外)

8000万年前の噴火により生まれた山

富士山よりも高い3917メートルある

紀元前253年 ローマのコインに描かれていていたのはエルジェル山の火山噴火だとされている。

エルジェス山は昔 氷河におおわれ白かった

エルジェスは2つの峰からなる山で北側は荒々しく南側はなだらか

1万年前に噴火した跡が残っている 最後の噴火で山頂部分 半分ほどが削り取られた

エルジェス山の噴火の際にできた高さ15メートルの塔がある

南側の山の斜面にはローマ時代の遺跡が残っている

また

標高2100メートルのところにある湧き水には多くの人が集まる

湧き水は雨がほとんど降らない日でも枯れることはない

エルジェス山 (3)
エルジェル山Erciyes Dağı (トルコ中部)
エルジェス山2
エルジェス山
エルジェス山 羊の放牧

エルジェスの気候が生ハム製造に適している そのためエルジェスは生ハムの産地 

エルジェス山名物の生ハム (2)

ゲレメ遺跡(エルジェス山の南)

標高2300メートルの中腹にある遺跡

1世紀ごろ築かれたローマ遺跡

ギリシャ神話の最高神ゼウスが祀られている

10万の人が都市の建設にあたり40万人ほどが暮らしていた。

当時は緑が多く住みやすい環境にあった

遺跡には道路の痕跡も残っている 

現在は誰も住んでいないが 夏場テントを張りピクニックを楽しむ日々とが訪れる

ゲレメ遺跡 (2)

エルジェス山 登山

近年 登山客も増えつつある

登山は4日間コース 途中 氷河にも立ち寄る

登山 1日目 なだらかな山道を登る

途中 標高2100メートルあたりで直径500メートルほどの伝説の湖 サル湖を通る

出発から6時間で1日目の草原のベースキャンプに到着 

ベースキャンプの近くには羊を放牧し暮らしている人がいる

ローマ時代 この辺りは一面 氷河におおわれエルジェス山は白かった

30年前までは幅500メートル 長さ1キロの氷河がまだ残っていた

このままではエルジェス山の氷河は消滅するといわれている

サル湖
エルジェス山 登山 1日目のベースキャンプ

2日目 頂上付近は毛刺しい登山となる

エルジェス山 2日目 氷河

標高3800メートル

人が暮らした痕跡の残る洞窟 昔 キリスト教徒が のみ を使用して穴を掘った痕跡が残っている

岩には十字架の跡が残っていた。

エルジェス山 キリスト教徒が残した十字架

 
頂上には5メートルほどの岩がある かつてはその岩に上れたが今は風化が進み危ないので登れない。頂上からは小さくカイセリの町が見える

頂上付近の険しい登山(エルジェス山)
エルジェス登山 険しい頂上付近
エルジェス山 山頂 (2)


<目次>
1カッパドキア1(奇岩群+渓谷&女性ミイラ)
2カッパドキア2(地下都市&住居ホテル+陶器)
3カッパドキア3(岩窟教会+壁画&鳩の飼育)
4カッパドキア4(地下ワイナリー&カイセリ+エルジェス山)
5アンカラ(アナトリア高原 トゥズ湖)
6コンヤ(チャタルホユック遺跡)
7アララト山とクルド人問題
8ネムルト山と周辺の遺跡(トルコ東部)
9トラブゾン(スメラ修道院)ボアズカレとエディルネ
10サクランボル(北)とニクサル(東)
11トルコ南部の名所(クズカレスィ カシュ タシュカレ)