テスト

紀元前

紀元前2879年 4899年前

北ベトナム ドンソン文化の銅鼓がボルネオ島 最北部(マレーシア ブルネイ)で見つかっている

ドンソン文化遺跡から出土した青銅器

紀元前20世紀 4000年前

ボルネオ島(マレーシア ブルネイ インドネシア)で稲作が始まる

縄文時代にすでに行われていた稲作

10世紀

971年

 ブルネイ王国は中国貿易をするために宋(中国南部)の皇帝に貢物を送った

14世紀

1365年

 マレーシア(ボルネオ島) フィリピン ブルネイを含む領土はインドネシア ジャワ島のマジャパヒト王国の属国となる

マジャパヒト王国の支配地域

14世紀末(1372年)

明(中国)がフィリピンに使節を派遣した さらに明に住んでいたアラブ人がブルネイ(フィリピン ミンダナオ島)にイスラム教を広めた そのためフィリピンでイスラム教を信仰する人が増え始める 明とトンド王国 ルソン国、呂宋国(フィリピン)との貿易も盛んになる

15世紀

1403年

 ブルネイは中国との貿易を行うため明の永楽帝に貢物を送る

永楽帝

1405年

 ボルネオ島(マレーシア)とフィリピン(スールー海、パラワン島)の あたりにブルネイ王国から独立したスールー王国(イスラムスンニ派)が建国される

公用語はアラビア語とマレー語を使用していた。

スールー海

1500年

 フィリピンのマニラ王国(ルソン国)はブルネイの支配下にはいる またブルネイはルソン島へも進出し ルソン島の何人かの首長はブルネイのスルタン(王)の娘を妻にしていた 

現在のボルネオ島の小国ブルネイは 16世紀 当時はフィリピンのミンダナオ島からボルネオ島(※インドネシアの一部を含む)まで統治する大きな国だった

16世紀

1521年

 スペインから来たマゼラン船は最初にセブ島(フィリピン)に上陸する しかし島民の逆襲に会い船長のマゼランが戦死する

船長を失ったマゼラン船は次にブルネイ王国(イスラム)に上陸した。当時 ブルネイには もうすでに2万5000戸の水上家屋が建っていた。

マゼラン
ブルネイ 水上集落

1526年

 マゼランのスペイン戦に続き マラッカから東に進んだポルトガル船がブルネイに上陸した。ポルトガルはブルネイをマカオ(中国)との中継地として利用した。 当時ブルネイ王室はマニラの首長と婚姻関係にあった

ところがブルネイと友好関係にあったフィリピンはスペインに占領されてしまう

1530年

 ブルネイはポルトガルと交易を始める

1542年

 ブルネイはタイへ貿易船を派遣する

1568年

 セブ港はポルトガルの攻撃を受ける ブルネイ王国はスペインとポルトガルの戦いの巻き沿いを食う形で自国の領土を次々とスペインに奪われて行った

ブルネイはスペイン ポルトガルからの植民地支配からは逃れた物の重要な貿易相手(フィリピン等)を失い 以後 衰退の道を歩む 

1599年

 ブルネイとスペインの間に和平が成立する

17世紀

1660年

 ブルネイ王室内で内紛が発生し それを鎮圧したスールー王国がマレーシア サパ州を割譲する

18世紀

1703年

 ブルネイ王国で反乱がおこり その際 ブルネイ政府からの要求でスールー王国(フィリピン)が軍を派遣し反乱の鎮圧にあたった

スールー王国の国旗

19世紀

 ブルネイでは水上集落内に王宮が造られた。※今はもうない※

同じく19世紀頃 ボルネオ島を統治するブルネイ王国は首狩り族により治安悪化に悩まされていた。

イバン族
イバン族の人の生首を天井につるす習慣

そこでブルネイ王国はイギリス人の探検家ジェームスブルックに首狩り族 イバンの鎮圧を依頼した。

ブルックはイギリス本国の協力を得て話し合いだけで部族の鎮圧に乗り出します。そして見事に鎮圧に成功します。

ブルックはブルネイ国王からその功績を認められクチン(マレーシア サラワク州)の統治権を任されることになります。

イギリス人探検家 ジェームスブルック

1841年

 ボルネオ島に初めての白人王が誕生します。

新たに誕生したサラワク王国は それまでブルネイ王国やイギリスが行ってきた奴隷貿易を廃止した。

1888年

 サラワク州と北ボルネオ サラワク王国(ブルネイを含まない)がイギリスの植民地となる

 

サラワク王国

20世紀

1941年

 日本軍がマレーシア ミリやクチンを占領する 

クチン猫

1942年

 ブルネイはマレーシア同様 3年間 日本の支配下に置かれる

日本の統治下でブルネイ王国とサラワク王国(イギリス領)の国境が撤廃された。

首狩り イバン族は日本統治に抵抗した

1946年

 ブルネイを除くボルネオ島はサラワク王国 統治からイギリス統治へと変わる

1949年

 インドネシア独立戦争後
ボルネオ島 南部はインドネシア領となる

インドネシア独立戦争
カリマンタン

1963年

 北ボルネオ(ブルネイを除く)はイギリス統治からマレーシア統治へと移行する

1984年

 イギリスの保護下に置かれていたブルネイが独立を果たす

イギリスの保護下にあったブルネイは治安が乱れ さらに国民は貧しかった

独立後も貧しかったが今は石油産業が潤い裕福になった 

ブルネイの油田

<目次>
ブルネイの歴史
1ブルキア〃イケメン〃国王
2ブルネイの水上集落
3ブルネイ~旅行記(ビデオ資料ほか)~