テスト

マレーシアはマレー半島とボルネオ島(北部)の2つの場所からなってます。

マレー半島側はマレー系住民が多いのに対してボルネオ島側はマレー系より原住民が多くなってます。

その構成は原住民が半数 中国系が3割 マレー系は中国系よりも少ない2割 そしてインド系住民が少々となってます。 

ボルネオ島はマレー系が少ないということでイスラム色もマレー半島側より薄くなってます。(ただ都市部はそうでもないようです。)

紀元前(※2千年以上前)インドネシアのジャワ島やスマトラ島からボルネオ島に移り住んだ人々の祖先が今の原住民となってます。

そして5世紀(約1600年前)ごろには中国大陸からボルネオ島に商人が移り住んだそうです。

ボルネオ島の原住民は26種の民族からなり その中でもイバン族が最も多く全体の3割を占めているそうです。

イバン族

イバン族は昔 人の首を借る習慣があり 結婚の際は花婿は花嫁の父親に人の生首を結納として渡していたそうです。それらの人の生首 家の天井につるされます。

そのようにイバン族は大変野蛮だったため過去にボルネオを統治したブルネイ人イギリス人そして日本人も この地域の治安維持には大変苦労したそうです。 

そんなイバン族の伝統民家でもあるロングハウスが観光名所の一つとなってます。ロングハウスの長さは180メートルもあり中には38家族228人が暮らしているそうです。

ロングハウス内には150メートルの廊下があり そこはルアイと言う多くの人が利用する共同スペースとなってます。 

ロングハウス内の廊下(共同スペース)

彼らイバン族はサゴヤシが主食ですが時に鶏入り竹筒ご飯(※蒸した物)を食べるそうです。

竹筒の鶏蒸し

そしてイバン族は普段 体を鍛えるためのエキスパンダーは赤ちゃんの ゆりかごを吊るすバネとして使われてます。

またイバン族は芸術性に優れ男性の体には見事な模様の入れ墨が彫られ さら彼らが彫る木彫りは見事なものです。

今ではロングハウスに観光客も受け入れ伝統的な舞踊を見学したりイバン伝統の工芸品や見事な木彫りが購入できるそうです。

<昔 首狩りの習慣があったイバン族について>

イバン族の人の生首を天井につるす習慣

<目次>
1ラフレシアに関する話題
2コタキナバル
3パームオイルに関する話題
4グヌン・ムル国立公園(ミリ)
5クチン猫〃特集〃
6イバン族の伝統文化
7クチン・サラワク王国の白人王
8セメンゴ国立公園と
オラウータンに関する話題(クチン)

9バコ国立公園と
テングザルに関する話題(クチン)