テスト

日が傾きかけそれまで〃ジリジリ〃と照り付けていた真夏の太陽も一旦一休みと言ったところでした。そして何だか涼しくなって来ました。
しかし浅草の土産物売り場ではその涼しい天気に負けない涼しい顔をしたイケメン兄さん雷おこしの実演販売をやってました。

実は少し前までは暑苦しそうな顔をしたおじさんが実演販売をしていたそうです。

さて店頭ではその涼し気な顔をした店員が鬼おこし(※甘く煮詰めたせんべい)を作り始めました。まず大鍋に大量の砂糖を入れます。そしてかき混ぜながら煮詰めて行きます。
砂糖は焦げやすいので高速で混ぜなければなりません。そこにピーナツを入れます。そして別の入れ物に蒸して煎ったお米を準備します。

次にそのお米の中にドロドロに溶けた水飴状態になった熱々の砂糖水を加えます。ここからは素手で一気に力強くこねていきます。
そこで気を抜くと水飴はすぐに固まって使い物にならなくなってしまいます。

水飴とお米が均等に混じったところで四角い木箱の中へ入れて行きます。さらに厚さが均等になるようによく伸ばして行きます。
平らに伸ばし切ったところで型を取り外しちょうどいい大きさに切りそろえます。すると何とも美味しそうな〃鬼おこし(※お米の甘いお菓子 一個100円)の完成です。

またその鬼おこしの歴史は古くそのお店では250年間ずっと伝統の味を守り続けているそうです。
そしてあの涼しい顔で評判の雷おこし作りの職人さんはこの汗で〃ぐたぐた〃になりそうな大変な作業を なんと汗一つかかず涼しい顔のままやってのけました。

造り終わった後の職人の涼しげな表情は まさにプロ意識とプロ根性と言ったところでした。

さらに浅草には雷おこしならぬ〃もんじゃおこし〃と言う食べ物もあるそうです。〃東京名物もんじゃ〃に関しては違うコーナーで詳しく述べます。

熱々の雷おこしを涼しそうな顔をして作り上げる店員さん
浅草名物〃鬼おこし〃作り
浅草名物〃鬼おこし〃作り

ーーーーーこのあと雷門をくぐり参道へと入ります。そこで今までにないクリーム状のトロトロに溶けたぜんざいと出会います。つづきをどうぞ