テスト

雷神様に対して思わず嘘をついてしまった僕はその後〃ピシャッ〃と強烈なフラッシュ光線による天罰を食らってしまいます。
その強烈な光を浴びた僕はたまらず腰が砕け膝まずき そのまま下を向き頭を抱えてうずくまってしまいました。そこへ誰かが僕の肩を軽くトントンと叩きました。

慌てて自分のへそを確認しますがそのときはまだ無事でした。

そして恐る恐る目を開けて上を見上げてみたらそこに立っていたのは なんと…ではなくカメラを持った背の高い外国人でした。

どうやらその外国人は観光客で僕に写真を撮ってもらいたかったみたいでした。そしてそのとき頭上にあったのは天井から吊り下げられていた大きな赤提灯でした。
さらにその赤提灯には黒く太い文字〃雷門〃と書かれてました。そうですそこは浅草寺(せいそうじ)の〃雷門(かみなりもん)〃でした。

そして先程の鬼によるフラッシュ光線は天罰ではなく単なる観光客のカメラ撮影による物でした。

気づくと東京の空はもうすっかり回復して太陽も(かがや)かしい日光を発してました。
そして浅草寺雷門は日本を象徴する風景として外国人向けのガイドブックの表紙やパンフレットそしてお土産のパッケージによく使われているそうです。

また雷門の赤い門の外観には(きら)びやかな金の飾(かざ)りが(ほどこ)されていました。

しかしあのときは間一髪のところでへそを奪われずに済みました。それにしても雷門はまるで生きているかのような大迫力でした。

雷神による強烈なフラッシュ光線
雷神による強烈なフラッシュ光線

ーーーーこのあと浅草に欠かせないあるものが消えます。つづきをどうぞ