テスト

今から約370年前 木造建築の浅草寺(本堂)とその隣の五重塔(木造)は同じ時期に造られました。
そしてそれから100年以上もそれらの建物は何事もなく無事に過ごしてきたのですが その後 首都直下型地震の関東大震災がやって来ます。

それでも浅草寺の本堂とその隣の五重塔はその震災の強烈な揺れと凄まじい火災にも耐え抜きます。
しかしその22年後に起きたアメリカ軍による空襲では本堂も五重塔も真っ黒焦げとなり焼失してしまいます。

そして五重塔が焼失してから実に28年後のことでした。誰もが忘れていたころにやっと鉄筋コンクリートの五重塔が完成しました。
さらに新しい五重塔には屋根瓦にアルミ合金を使いより近代的な寺院となりました。

塔の高さは48メートルでその下に高さ5メートルの台があります。その台の中には亡くなった人の名前が書かれた位牌(いはい)が納められているそうです。

実は五重塔は再建されるたびにその位置が変わっているそうです。そのときも もともと本堂の右側にあった塔が大きく左に移動しました。

五重塔はタイやカンボジアの仏塔と同じように塔の中には偉い僧侶の仏舎利(※ぶっしゃりは遺骨または肉体の一部)が納められいるそうです。
昭和の復元工事の時は周りの景観を考えて塔がビルから見下ろされる(※偉いお坊さんを見下ろす)事がないようにとそこの場所に五重塔が建てられることになりました。

ちなみに浅草寺五重塔の最上部にはスリランカの偉いお坊さんの仏舎利が納められているそうです。

より近代的な造りとなって復活した〃五重塔〃
浅草寺 宝蔵門と五重塔

ーーーーこのあと素晴らしい日本庭園と世代を超えた2つの塔に出会います。つづきをどうぞ