テスト

仲見世の参道を真っすぐ進むと真っ赤な建物に黒い太文字で大きく小舟町(こぶなちょう)と書かれた赤提灯が見えて来ました。
さらに近づいてみるとそこには雷門をさらに大きく立派にした2階建ての宝蔵門(ほうぞうもん)が堂々と建ってました。

中央にシンボルの赤提灯とさらにその両隣には黒と黄金の提灯が吊り下げられてました。その提灯の両隣には風格たっぷりの仁王様(におうさま)がまさに仁王立ちしてました。
その仁王様の怖くて迫力のある顔は当時の人気力士 吽形像(うんぎょぞう)をモデルにしたそうです。

さあその門をくぐれば いよいよ待ちに待った浅草寺(せいそうじ)の本堂にたどり着きます。そしてその高い天井の大きな門くぐった先に見えたのは大屋根造りの大迫力の本堂でした。

さらに何故か?ニコチンたっぷりの鼻を突くタバコの嫌な臭いが漂ってきました。ちなみに僕は16年前にタバコをやめてから煙を極端に嫌うようになってしまいました。
しかししばらくするとあら不思議!そのヤニ臭い匂いが品のある線香の香りに変わって来ました。

ふと正面に目をやると寺院の手前に置かれた大きく平らな壺からはモクモクと線香の煙が舞い上がってました。

以前中国の寺院のを訪れたとき線香の煙による猛攻撃を受けたことがあります。中国では場所によっては山火事のように線香をたく寺院もあります。
そして僕は参拝のとき何度も目や鼻を負傷した事があります。特に酷かったのはマカオのお寺でした。あのときはもう少しで肺がんになるとこでした。

しかしここは日本そしてそこは浅草寺ちょうどいい塩梅(あんばい)の線香のたき方を知っているようでした。

しかしそこで日本独特いや浅草寺特有の変わった儀式を見かけます。その煙の前に立った参拝者たちは昨夜お風呂で頭を洗い忘れたのか無性に頭を(か)きむしってました。
そんなに頭が痒いのかと思ったらそうではなくその煙を頭にこすりつけていました。中には自分の膝や肩に煙を擦りつける参拝者もいました。

実はそうすることで頭が良くなったり膝や肩の怪我が治るそうです。早速 僕もその煙の儀式に参加することにしました。

医者いらずの神秘の煙(浅草寺の本堂)
医者いらずの神秘の煙(浅草寺の本堂) (2)
浅草寺(本堂)の頭がよくなる魔法の煙

ーーーーーーーこのあとは浅草の歴史について説明します。それは1400年前 隅田川である漁師兄弟が発見した小さな仏像から始まります。つづきをどうぞ