テスト

見事に311の大きな揺れに打ち勝ったスカイツリーでしたが結局その震災の影響で建築素材の到着が2か月も遅れてしまいました。

しかしその1週間後の3月18日スカイツリーの高さがついに目標の634メートルに到達しました。そして5月にはスカイツリーからクレーンの撤去作業が開始されました。
12月 夜中の40分に限りスカイツリーから試験的にテレビ用の電波が送信されました。そして塔が634メートルになってから初めてのクリスマスライトアップがされました。

またスカイツリーの上空では年間20~30回の落雷が見込まれています。
そのため地上500メートルのところに落雷測定装置が設置されスカイツリーは落雷研究にも一役買っているみたいです。

さらにタワー内の冷暖房には再生エネルギーでもある地中奥深くの地熱を使用しているそうです。

年が明けた2012年4月には報道関係者に展望台と展望回廊が公開されました。そしてその数日後 天皇皇后両陛下(夫婦)が展望回廊を視察されました。
ちょうどそのころ僕も東京見物ついでにスカイツリーを見て来ました。(※外から)とにかくずっと上を見ていたので非常に首が疲れました。

しかしあれだけ高い鉄塔でありながら鉄骨が思った以上に細いように感じました。
実はスカイツリーの鉄骨の面積は東京タワーよりも小さいそうです。それだけ少ない鉄骨の量でこれだけ高い塔を造ったということになります。

そしてついに待ちに待った運命の日がやって来ました。
2012年5月22日(工事着工から3年8か月)震災の影響で予定より2か月遅れたもののスカイツリーは見事に一般公開される事となりました。

スカイツリーの建設作業員は延べ58万人で総事業費は650億円(おおよそ)かかったそうです。

2012年の東京見物の際 実際僕のカメラで撮影した写真です。
2012年 一般公開前に展望回廊を視察した天皇皇后両陛下
スカイツリーが完成しクレーンが解体される

ーーこのあとスカイツリーの展望台の世界を紹介します。つづきをどうぞ